これまでに鬼殺しに関する記事をいくつか書いてきたのですが、それらは日本酒風呂に関する内容でした。
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この記事では肝心の(?)鬼殺しを飲んでみた感想について書いてみたいと思います。
今回、日本盛(にほんさかり)の鬼ころしを買ってみました。
いつも通り温度を変えて飲んでみたのでレビューしてみます。
日本盛の鬼殺しを飲んでみた
日本盛の鬼ころしは多くのパック酒と同じく、糖類、酸味料入りの普通酒です。
常温
まず常温で飲んでみましたが、意外とすっきりした味わいのお酒です。
糖類、酸味料入りの日本酒には特有の不自然な感じの甘さを感じることが多いのですが、このお酒にはそれがありません。
日本盛のホームページに常温でおすすめという案内があるのがわかります。
思ったよりも美味しい。
でも、ストローで飲むよりもお猪口などに移して飲む方が美味しい気がしますね。
それほど香りが強いお酒ではないですが、それでも風味と味わいが段違いでよくなる気がします。
熱燗
パック酒は熱燗にすると美味しいお酒が多いので、熱燗にしてみました。
50℃の温度になるまで湯煎で温度を上げました。
熱燗にすると、すっきりした味がそのままに香りが広がってさらに美味しくなります。
パック入りのお酒はやっぱり熱燗、という気がしますね。
ちなみに、冷蔵庫で冷やしてもいいのですが、味も香りも控えめになりすぎて個人的にはやや物足りない感じかなあと思います。
参考:http://www.nihonsakari.co.jp/products/p/240
ちなみに、日本盛の公式ページによると常温が一番おすすめとのことですが、お酒は自分の好きなように自由の楽しめばいいと思います。
イマイチなお酒と思っても、温度を変えると全く印象が違う美味しいお酒になることはよくあります。
日本盛鬼ころしの味わい
アルコール度数・・13度~14度
日本酒度・・+3.0
酸度・・1.2
アミノ酸度・・1.0
日本盛ってどんな酒蔵?
参考:http://www.nihonsakari.co.jp/index.shtml
日本盛株式会社は、兵庫県の西宮市にある有名な酒蔵です。
いわゆる灘の酒と呼ばれる、日本一の酒どころにある酒蔵ですね。
1889年(明治22年)に発足した西宮企業会社がという会社が始まりで、その後社名を何度か変更しながら現在まで続いている有名な酒造メーカーです。
江戸時代から続いている酒蔵に比べれば比較的歴史が浅い酒蔵といえるかもしれませんが、大正天皇、昭和天皇の即位式に「日本盛」という日本酒が御用酒(皇室、宮内庁ご用達のお酒)として選ばれるなど、すぐに美味しいお酒をつくる酒蔵として有名だったことが想像できます。
参考:http://www.nihonsakari.co.jp/company/history.html
日本盛では鬼ころしの他に、吟醸酒である「惣花」や本醸造酒の「日本盛特選」など様々なお酒をつくっています。
参考:http://www.nihonsakari.co.jp/products/search
ちなみに、スキンケア商品の「米ぬか美人」なども販売しています。
まとめ
・日本盛の鬼ころしは熱燗で美味しい(常温でもそこそこ美味しい)
月桂冠の「月」やキクマサピンに近い味わいの普通酒に近いイメージのお酒です。
寒い時期に熱燗で飲むのには最適のお酒だと思います。