参考:https://www.sawanotsuru.co.jp/site/news/200501/
以前、沢の鶴の日本酒をいくつか紹介したことがあって沢の鶴の日本酒のファンなのですが、今回沢の鶴から新しいお酒の案内がありました。
純米吟醸あまびえです。
売上の一部を昨今問題になっている新型感染症の拡大防止のために寄付されるそうですね。
気になったので調べてみました。
純米吟醸あまびえってどんなお酒?
原料米:兵庫県産山田錦100%
原料水:六甲山系天然水「灘の宮水」
精米歩合:57%
アルコール分:13.5度
日本酒度:+1.0
酸度:1.1
アミノ酸度:1.1
720mlで1,980円というお求めやすい価格(沢の鶴公式ショップの価格)でありながら、兵庫県産山田錦100%の純米吟醸酒というかなりプレミアム感があるお酒になっています。
その上売り上げの一部を寄付していたら沢の鶴さんの利益が新派になりますが、おそらく会社の利益を度外視した商品なんでしょうね。
単に流行に乗っただけの商品ではなく、純米酒にこだわりを持った沢の鶴さんがしっかりと作ってきたお酒という感じがします。
すっきりとフルーティーな味わいが特徴のお酒となっているそうです。
冷やして飲むのが美味しそうですね。
現在のところ8月末までの限定販売となっているようですので、興味がある方は早めに注文した方が良さそうですね。
「あまびえ」って何?
参考:https://www.sawanotsuru.co.jp/site/news/200501/
そもそも、「あまびえ」って何なんでしょうか?
と思って調べてみると、どうやら妖怪の名前なんだそうです。
参考:https://www.tourism.jp/tourism-database/column/2020/04/amabie/
あまびえは江戸時代の後期に現在の熊本県にあたる肥後の国に現れたとされる妖怪です。
半分人間で半分魚という姿をしていたそうです。
海の中に光る物体が現れるということで役人がおもむいた時に海中から姿を現し、「あまびえ」という名を名乗り、「これから豊作に恵まれるけど疫病も流行するよ」というを予言し、自分の姿を書き写した絵を人々に見せるように告げて海の中へ帰っていったと伝えられています。
たった1回現れただけとのことですが、瓦版(当時の新聞のようなもの)を通じてこの話は江戸まで伝えられたそうです。
そのため、このあまびえが描かれた絵が疫病を退散させるご利益があるとして、2020年始めに新型の感染症が流行した時にSNSを中心に話題になったそうです。
Twitterにはあまびえの絵を描いている人がたくさんいます。
3月には妖怪の大家である水木しげるさんが書かれたアマビエの絵が話題になったりもしたそうで、今回のことで一気にメジャーな妖怪になりました。
妖怪と言えば悪いことをするイメージが強いですが、良い妖怪もいるといういかにも水木しげるさんの世界に登場しそうな楽しいお話しですね。
ラベルをかいたNobbyさんってどんな人?
今回沢の鶴の「純米吟醸あまびえ」のラベルを書いたのはNobbyさんというイラストレーターの方です。
兵庫県西宮市出身で目が大きな女の子のイラストが特徴のイラストレーターで、OTONASALONEというサイトで漫画を描かれていたりするなど幅広く活躍されています。
公式サイトはこちらです。
公式サイトがきれいにまとめられていて情報がわかりやすいですね。
イラストやデザインをお仕事にされている人のサイトとしてはお手本になりそうな素晴らしいサイトだと思います。
とても幅広く活躍されているイラストレーター&デザイナーさんなんですね。
こちらのサイトにも「純米吟醸あまびえ」が紹介されているので、ぜひのぞいてみてください
まとめ
・沢の鶴の「純米吟醸あまびえ」は安価ながら山田錦100%使用した本格的なお酒
・アマビエは疫病退散のご利益があると伝えられている妖怪の名前
・イラストレーター「Nobby」さんに注目!
今のところ8月までの期間限定のお酒ですので、気になった方は早めに注文してみてくださいね。
気になって楽天で注文してみましたので、届いたらレビューして記事に追加したいと思っています。