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【月桂冠 THE SHOT】大吟醸と本醸造の特徴ってどんなお酒?【意外と辛口】

最近たまにテレビCMが放送されている「月桂冠 THE SHOT」を見つけました。

月桂冠 THE SHOT 大吟醸」です。華やぐドライ、というキャッチフレーズ(?)がつけられています。

どんなお酒だったのかずっと気になっていたので購入してみました。

月桂冠 THE SHOT とは

日本を代表する酒どころの1つである、京都市伏見区にある月桂冠がつくった日本酒です。

エレファントカシマシの宮本浩次さんを起用したCMが全国で放映されています。

参考:THE SHOTスペシャルサイト

CMソングはエレファントカシマシではなく、今回初の宮本さんのソロプロジェクトとして発表されている作品のようです。

 

定価は180mlボトルで250円(税抜)

有名なカップ酒である「ワンカップ大関」などのお酒と同じカテゴリーのお酒になると思いますが、それに比べると価格はやや高めの設定です。

大吟醸 ~華やぐドライ~」と「本醸造 ~艶めくリッチ~」の2種類が発売されています。

普通酒であるワンカップ大関と比べて、THE SHOTは特定名称酒に当たる大吟醸酒本醸造酒なので価格が高いのもうなずけます。

ワンランク上のカップ酒、というのがこのお酒のコンセプトなんだと思います。

 

「月桂冠 THE SHOT 大吟醸~華やぐドライ」 を飲んでみた

外観はこんな感じです。

黒いラベルがおしゃれな瓶に、金属の回して閉めるフタがつけられています。

飲みかけでも閉めて再び保存するのができるのがありがたいです。

 

グラスに入れてみました。

透明なお酒ですね。

果実の香りに近い吟醸香がほのかに香ります。

 

飲んでみると、最初にお米の味が口の中に広がってから、アルコール感が追いかけてくる感じの味わいでした。

食中酒というよりは、お酒だけでチビチビ飲むのがおいしい日本酒なのかなーという感じです。

 

いわゆる日本酒のイメージに近いお酒なので、日本酒に苦手意識がある人にはおすすめしづらいかも。

いわゆるカップ酒なのですが、旨味とともにアルコール感がガツンとくるタイプのお酒で、晩酌にはピッタリ。

辛口の日本酒が好きな人向けな仕上がりになっています。

 

コンビニで手軽に買える商品でこれだけのクオリティのお酒が買えるのはとても便利だと思います。

私も今後は、お酒を切らしてしまった夜に近所のコンビニまで買いに行くことになりそうです。

 

「月桂冠 THE SHOT 本醸造~艶めくリッチ~」を飲んでみた ※追記

月桂冠 THE SHOT 本醸造

近所のダイエーに売っていたのを見つけたので、飲んでみました。

大吟醸に比べると若干甘めです。香りは当然のことながら大吟醸よりひかえめですが、味も本醸造の方が濃く感じます。

個人的な好みだとこちらの方が好きです。(近所のコンビニにはこちらを置いてほしい・・)

ただ、いわゆる日本酒感の強いお酒なので、日本酒が苦手な人にはやっぱり不向きな気がしますね。

塩をなめながらチビチビ飲みたいお酒です。

 

 

「月桂冠 THE SHOT」ってどんなお酒?

ポイント

原材料:米、米麹、醸造アルコール

容量:180ml

アルコール度数:15%以上16%未満

味わい:中口/やや淡麗

精米歩合は明記されていませんが、大吟醸と表記されているので、50%以下なのは間違いありません。

後味にアルコール感が強いので、中口の味わいというよりもやや辛口に感じる人もいるかもしれませんね。

 

ちなみに「本醸造~艶めくリッチ~」は味わいが「甘口/濃醇」となっています。

香りが良いお酒が好みの人は大吟醸、甘みや旨味を重視したい人は本醸造の方がおすすめ、という感じかなと思います。

 

近所のコンビニやスーパーに置いてない、という方はAmazonや楽天で購入することも可能です。

ネット購入を行う場合は、Amazonパントリーを利用するか、Amazonのまとめ買いセットを購入するのが一番お得だと思います。

 

ショット飲みってなに? 

CMでも出てくる「ショット飲み」という言葉。

アルコール度数の高いお酒をショットグラスに入れて一気飲みする飲み方のことです。

ショットグラスはおおよそ、45~60㏄くらいの小さめの容量のガラス製のグラスであることがほとんどです。

 

強いといってもこの「月桂冠 THE SHOT」は日本酒なのでアルコール度数は15%~16%くらいなのですが、通常はウイスキーやウォッカなどの蒸留酒を用いた高いアルコール度数のお酒を一気飲みすることを指します。

 

この商品の場合は、洋酒のショットボトルのようなイメージで「ショット」という言葉を使っているのかもしれませんね。

開け閉め可能なビンで、ボトルから直接飲むというスタイルで楽しんでほしいという意図があるのだと思います。

瓶の飲み口が広くつくられているのは、香りを楽しんでほしいという作り手の意図があるんだそうです。

 

この「月桂冠 The shot」は、CMで宮本さんが行っているように、瓶のまま一気に(もしくはチビチビと)飲んでほしい、という日本酒の新しい楽しみ方を伝える商品なんだと思います。

 

まとめ

以上、「月桂冠 THE SHOT」のお話でした。

コンビニで手軽に手に入るおいしいお酒なので、興味があったら是非飲んでみてほしいと思います。

 

 

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