2019年に「獺祭 純米大吟醸50」が「獺祭 純米大吟醸45」に進化しました。
精米歩合50%だったお酒が、精米歩合45%とさらに磨かれた日本酒となっています。
ここでは、「獺祭 純米大吟醸45」についてお話しします。
「獺祭 純米大吟醸45」ってどんなお酒?
旭酒造が販売している獺祭の中でも最も安価な普及品だったのが、「獺祭 純米大吟醸50」でした。
獺祭は最も安価な商品でも、最高級の純米大吟醸というのが特徴でしたが、今回それが精米歩合45%まで磨いた「獺祭 純米大吟醸45」にバージョンアップしました。
精米歩合45%ということは、お米を玄米の状態から65%削って造られた日本酒ということになります。
たった5%と思われるかもしれませんが、日本酒造りの精米には何十時間という時間がかかります。獺祭の製造工程では、最大144時間もの時間がかかります。
5%余分に削るということは、それだけで10時間以上の時間がかかることになります。「獺祭 純米大吟醸45」は、普及品であるにもかかわらず、それだけの手間をかけて品質を向上させた日本酒なんです。
「獺祭 純米大吟醸45」をAmazonで購入してみた
以前購入した「獺祭 純米大吟醸50」は1,539円でした。
そして、今回購入したのがこちら。
価格は720mlで1,620円です。81円の値上げです。
ちなみに、製造元の旭酒造が設定している定価と同じ金額です。
品質向上しつつたった81円の値上げは、もはや値上げと言っていいのかどうかもわかりませんね(笑)
Amazon直販の在庫があり、しかもプライム会員であれば送料がかかりません。
プライム会員であれば、Amazonでの購入が絶対にお得です。
獺祭 純米大吟醸45を試飲
注文したら、翌日届きました。
製造番号を確認すると2019年の4月製造になっていました。出来立てで新鮮なお酒です。
透明に透き通ったお酒です。(例によってスマホ撮影のため画質があれなのでわかりにくいです。)
味は、フルーティな香りが増している印象ですが、さらに味の切れが良くなっている印象です。
何も知らなくて、リンゴや梨が入っているよと言われたら信用してしまうかも。
最初の口当たりが甘いのはこの果物のような香りのおかげもありそうです。
脂っこい料理よりもさっぱりした料理の方が合いそうですが、これだけしっかりした香りのお酒であればお酒だけで楽むのが一番かもしれないなとも思います。
(以前の「50」と並べて一緒に飲んでみればよかったなと後悔しています。さらに詳細なレポートができたかもしれません。)
開封後はどれくらいで飲み切ると良い?
旭酒造のホームページによると3日以内に飲み切ることが進められていますが、5~7日くらいは美味しく楽しめると思います。
このお酒に限らず純米大吟醸酒は冷蔵保存が必須で、しかも開封後であればなおさら温度と光に注意が必要です。温度変化もお酒の質の変化の原因になってしまいます。
5℃〜8℃の温度をキープすることが大切です。
開封後は冷蔵保存しつつ、なるべく早くに飲み切るのをおすすめします。
飲み切れないことが予想される場合は1800mlよりも私のように720ml瓶を購入する方が良いと思います。
まとめ
以上、「獺祭 純米大吟醸45」の紹介と試飲レポートでした。
Amazonで非常にお得に購入することができるお酒なので、ぜひ飲んでみてくださいね。