日本酒を試飲してみた

【御前酒9】お米の濃い味が楽しめる美味しい純米酒【GOZENSHU 9 NINE】

先日、「御前酒9(GOZENSHU 9 NINE(ナイン)」を飲んだのでレビューしてみたいと思います。

ラベルとボトルが日本酒っぽくありませんがかっこいいデザインになっています。

 

「御前酒9(GOZENSHU 9 NINE(ナイン))」の味わい

お米の濃い味が特徴の純米酒です。

香りはあんまりありません。吟醸酒のようなフルーツの香りではなく、何かが発酵した感じの香りがほのかに香ります。

口当たりはまろやかなのですが、少し時間がたってからお米のうまみが広がります。

菩提酛のお酒ということでもっと酸味が強いのかなと思っていましたが、実際はそれほど酸味は強くありません。

うまみの後にほのかに酸味を感じるのが特徴です。

 

旨味が強い一方、甘味はあまり感じません。

甘い味わいの日本酒が好き、という人にはどうかな?という気もします。

しかし、飲みやすさ旨味の両方があり、日本酒特有のおいしさを存分に味わうことができるお酒なので、日本酒が苦手な人にもぜひ1度は飲んでほしいお酒です。

 

「御前酒9(GOZENSHU 9 NINE(ナイン)」ってどんなお酒?

御前酒9(GOZENSYU 9 NINE(ナイン))は、岡山県真庭市にある辻本店がつくっている純米酒です。

わたしが今回飲んだのは通年商品の「レギュラーボトル」でしたが、そのほかにも期間限定の「ホワイトボトル」「ブルーボトル」「ブラックボトル」などの限定酒があります。

参考:辻本店ホームページ

 

雄町米(岡山県産)100%使用

御前酒9(GOZENSYU 9 NINE(ナイン))は、最近日本酒ファンの間で人気になっている雄町米を100%使った純米酒です。

雄町を使ったお酒は濃淳な旨味があるのが特徴であることが多く、この御前酒9(GOZENSYU 9 NINE(ナイン))もお米の濃い味わいを楽しむことができるお酒です。

 

菩提酛(ぼだいもと)

菩提酛による日本酒造りは、日本酒の作り方の起源ともいわれています。

参考:菩提酛(ぼだいもと)とは? 作り方と名前の由来を紹介

菩提酛づくりの日本酒は、お酒をアルコール発酵させる酵母を培養した「酒母(しゅぼ)」をつくるときに天然の乳酸菌が入った水を使うのが特徴で、夏場でも雑菌などの発生を抑えながらお酒造りを行うことができます。

特徴的な酸味が特徴、とありましたが、実際に飲んだ印象は酸味が前面に出て激しく主張してくるのではなく、飲んだ後の余韻にかすかに感じる程度の酸味です。

旨味とのバランスがとれていて、とても飲みやすく感じる人が多いと思います。

 

「9 ナイン」という名前の理由

「9・ナイン」という名前には、

清酒の概念を確信していく、女性杜氏を中心とした若い蔵人の数

十分と思うことなく、常に「もう一つ上」を探求し続けるこころ

数字の最上位=今の自分たちがつくりえる、この上ない味わい

という3つの意味があるそうです。

2008年に誕生した比較的新しい銘柄のお酒で、モダンなラベルのデザインもあってか、若い人に人気のお酒になっているそうです。

参考:http://www.gozenshu9.com/pdf/gozenshu9_conceptbook.pdf

 

まとめ

以上、「御前酒9(GOZENSHU 9 NINE(ナイン)」の紹介でした。

雄町米独特のものなのか、飲みやすい口当たりでありながらお米の旨味が強いお酒なので、日本酒が苦手という人でも日本酒のおいしさを実感できるおいしいお酒だと思います。

お店などで見かけたらぜひ飲んでみてほしいです。

ボトルとラベルもかっこいい(かわいい?)ので、ぜひ1度見てみてほしいですね。

 

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