先日、近所のスーパーで石川県の代表的な日本酒の「天狗舞」を見つけたので購入しました。
相鉄ローゼンの日本酒コーナーは、最近どんどん充実してて楽しいです。
ここでは、菊姫と並んで山廃仕込みの代表と言われるこの、「天狗舞 山廃仕込み純米酒」を飲んでみましたのでレビューします。
天狗舞 山廃仕込み純米酒 とは
天狗舞とは、石川県の株式会社車多酒造という酒蔵が造ったお酒です。
地元の山「白山」からの伏流水と、地元産のお米でのお酒造りにこだわりがある酒蔵です。
天狗舞は多くの日本酒を「山廃仕込」で造っています。
お酒の概要
720ml(化粧箱入り)
精米歩合60%
定価¥1,400円
綺麗な化粧箱に入っているのが特徴です。
お米の銘柄は表記されていませんが、地元産のお米にこだわって造られています。
日本酒は高温多湿を避けるのが基本で、光に当てるのも厳禁です。
開栓後は冷蔵庫で保管することがメーカーのホームページによって推奨されています。
どのお酒でも共通ですが、保存の際に注意しておきたいですね。
化粧箱があると保存にも便利でありがたいです。しっかりした作りの箱なので、箱無しのお酒を買ったときの保存箱に使おうと思ってます。
メーカーの公式ページはこちら:http://www.tengumai.co.jp/products/junmai/19.html
天狗舞 山廃仕込純米酒を試飲!
いざ開梱!
ラベルはこんな感じです。
グラスに注いでみます。
山吹色のお酒です。
通常、日本酒は透明な色をしていることが多いですが、ブドウ糖とアミノ酸が多く残っているお酒は山吹色や黄金色に例えらえるような色になります。
ろ過をしていたり、精米歩合が高い(米の表面を多く削っている)お米を使った吟醸酒は透明な色をしています。
このお酒の色は、旨味のもとであるアミノ酸が多く含まれているお酒であるということの証拠なんです。
天狗舞 山廃仕込純米酒の味は?
菊姫と比較すると、辛口の印象です。
菊姫は酸味を強く感じるのが第一印象でしたが、天狗舞の山廃純米はやや辛口で後味がスッキリしているというのが特徴ですね。
山廃仕込ということで似たような味なのかな、と思っていましたが、結構印象が違うのに驚きました。
辛口+旨味のある日本酒を味わいたい方におすすめのお酒と言えるかもしれません。
菊姫と相性がバッチリだったこちら
唐揚げを用意してみました。お酒と一緒に一緒に食べてみました。
が、唐揚げとの相性は菊姫の方が上かも?
菊姫には肉料理や油に負けないくらいのパワーがある味でしたが、、天狗舞はむしろ辛い口当たりとキレ味が特徴な感じがします。
天狗舞は、肉よりもご飯やパンのような炭水化物の方が相性が良い気がします。白米を使った料理とものすごく合います。
天狗舞・・辛口+キレ&旨味
菊姫・・旨味+酸味
みたいな感じのイメージです。
辛口の日本酒が好みであれば、天狗舞の方が美味しいと感じるかもしれませんね。
やっぱり燗にするとおいしい
やっぱり一番は燗酒にするのが一番おいしくておすすめな感じがします。
辛口の味わいと旨味が綺麗にまとまって美味しく飲むことができます。
40℃のぬる燗か45℃の上燗くらいの温度で飲むのが美味しいと思います。
評判通り、山廃仕込の日本酒はやっぱり燗で飲むのが美味しいですね。
インターナショナルワイン・チャレンジとは
外箱に張られたラベルで気になるのはこちら。
「インターナショナルワイン・チャレンジ2018 純米部門 金賞」とあります。
インターナショナルワイン・チャレンジは、イギリスのロンドンで行われている世界最大級のワインのコンテストです。
30年を超える歴史があるワインのコンテストなんですが、2007年から日本酒の部門もあります。SAKE部門と呼ばれていて、世界最大の日本酒コンクールでもあります。
「天狗舞 山廃仕込純米酒」はその中の純米酒部門の金賞(ゴールドメダル)に選ばれているお酒です。
純米酒部門は277銘柄の受賞銘柄があり、最高賞のゴールドメダルは最高の賞で2018年は12の銘柄が選ばれています。
英語のウェブサイトはありますが、日本語版は無いみたいですね。
参考:https://www.internationalwinechallenge.com/
審査は先入観を無くすために産地、銘柄を隠して行われます。
要するに、外国の人が飲んでも美味しいと感じるお酒ということなんですね。
まとめ
以上、「天狗舞 山廃仕込純米酒」の紹介でした。
ネットでも購入できるお酒ですので、気になったらぜひ飲んでみてくださいね。